人気の市立松戸高校に合格するルートを公開します
夏期講習を前にして、現在学校のテストで５計２００点を超えていれば、狙うことは出来ます。２００点以下の場合でも夏の頑張り次第では可能性はあります。
現在、学校の定期テスト（平均点が３００点くらいの場合で話を進めます）が５計２００点前後ならば、入試では５計１５０点前後の成績になると予想されます。残念ながらこのままでは、倍率が上がってきた場合の馬橋高校の合格最低ラインすら下回る可能性があります。
市松合格には、ここから入試まであと８０～１００点上乗せする必要があるのです。
２２０～２５０点くらいが市立松戸高校の入試合格最低ラインになりますので、再度言い換えるとこれは学校の定期テストでは３００点を超えるレベルが必要ということになります。
整理します。
中３の夏前で、定期テストが２００点 → ２学期の定期テストが３００点以上
中３の夏前で、到達度テストが１５０点 → ９月の到達度テストで２３０～２５０点
というふうに変化する必要があります（５計１００点、１教科２０点アップですね）。
では、２０１７年春にとことん個別指導学院から市立松戸高校に進学した生徒に登場してもらいましょう。
冬期講習５教科テスト（入試より少し易しい）
│２４８ │２３６ │２６８ │２７７ │２８８ │ 市松前期合格（余裕）
│２５１ │２９７ │２８２ │３３６ │３２０ │ 市松前期合格（余裕：学校の先生はなぜか「厳しい」と言った）
│１９６ │２００ │２１５ │２２２ │２３５ │ 市松後期合格（点数開示では、後期２２０点だったそうです）
│１４９ │１８０ │１９１ │２２２ │１８６ │ 市松後期合格（塾長は心配していました(^^)/）
例年このような結果になりますので、ここから上記の判断基準が形成されるのです。
市松合格ルート
では、８月末の総進もぎで２２０～２５０点をクリアする学習方法（学習ルート）です。
８月６日を期日にして、理科の半分と社会の半分（１，２年の学習内容の半分）を暗記します。
そのために、８月６日に模試を用意するのがよいでしょう。
この期日までに、リストアップされた分野（８／６に出題される分野）を、定期テスト直前２週間のつもりで必死に覚えます。
並行して数学・英語の基礎を復習していきます。
（８／６の模試は、すぐに採点して、結果が好ましくない場合は学習方法を検証します。まだ、８月６日ですから修正すれば間に合います）
正直に言って、市立松戸高校を狙っている生徒さんは、偏差値を上げる戦術を自分で考えて自分で実行するのは困難です。
「電流が苦手だったから、復習しておこうか」くらいの意識で勉強しています。
指導者が一度やるべき事を明示しても、翌日には「電流が苦手だったから・・・」と頭が元に戻ってしまうのです。
（それでは、ダメですよね）
だから、机の前に「８／６の模試の範囲、フォレスタステップで○章、○章、○章を完璧にする。終わったらレベルチェックテストで出来てるか確認する。」という指示を貼り付けておいて、はじめて毎日「同じ方針」の下で学習を進めていくことが出来るのです。
逆の言い方をすれば、このレベルの生徒達は、やり方さえちゃんと指定して、学習をきちんと管理してやれば、必ずやってくれます。
本人任せの「放置学習」にして失敗させて、「本人次第（自己責任！）」なんて言うのは、このレベルのお子さんの子育て、教科指導としては、完全に間違ったやり方だと指摘させて頂きます。
