東葛、県船ルートまとめ(2017.6.20)
時期的に質問が多くなっていますので、まとめてみました。
6月スタートを前提に組み立てると、数学・英語に関して入学後のことも考え、市川・秀英に対応できるように準備をするのがよいと思います。
お勧めではありませんが、数学の難問をあきらめて英・理・社を固める作戦もありえます。県立入試は英理社は点が取りやすく、ここで高得点を取れば最短で東葛・県船合格を取ることは可能です。しかし、入学後に困る可能性があります。夏前ですからトリッキーな作戦は避けて、正攻法でいきます。
前提:中3の1学期の定期テストは、数学が9割とれていて、英語は英検準2級を持っているというのが、チャレンジの前提です。計算問題ばかりの1学期の数学のテストで点数が取れていない場合は、目標を下方修正しましょう。小金・県柏でも相当の逆転合格であり、相当の努力が必要だと思います。
英語
英検準2級ギリギリ合格レベルならば、英語は県立入試80点ラインです。県船・東葛合格者では95点前後がぞろぞろいると思われるので、夏休みに長文問題集を2冊こなして長文を強化します。文法はすでに終わっていますので、それくらいで十分。とことん個別指導学院では、フォレスタゴール→長文読解錬成(発展編)へと進みます。
数学(夏のメイン)
計算は当然できるものとして、差がつくのは中3が未習の関数・相似・三平方です。
夏休みはこの分野における入試の基本の徹底を行います。余裕があれば整数や数列の問題もやっておきたいところですが、ぜいたくはいえません。
とことん個別指導学院では、7月中に「フォレスタ中3数学」を終わらせます。8月からは「シリウス中3(標準編)」を使って、中3の関数・相似・三平方、それを使った空間図形まで、パターン問題を修得していきます。上記以外の分野については「塾技100」のパターンをインプットしていきましょう。「シリウス」も「塾技」もインプット用教材ですから、理解した解法を100%再現できるまでやります。2学期以降本格的な難問(アウトプット)に備えます。
ここで、塾技の解法再現に困難をきたすようだと、理社に重点を移すべきかもしれません。県船・東葛とはいえ、数学は75点くらいの合格者が多く存在すると思います。目標を75点として、社会・理科の高得点(目標90点)で補えば合格は十分可能です。出来ないことにこだわる時間はもうありませんから。
理科・社会・国語
あまり時間をかけないで復習して、夏の模試で85点を取ることが目標です。
フォレスタゴール→電話帳(全国入試問題正解)による学習になります。ここはとことん個別指導学院らしいノウハウといえないような、どこの塾でも言われる電話帳でガッカリかもしれませんが、逆に努力量で誰でも出来るようになるところです。頑張るだけですね。
理科が全く苦手な場合は、通常用フォレスタ理科中1~中3をやります。社会も苦手ならフォレスタ地理・歴史をやります。それだけで、模試で70~80点が取れるかもしれません。電話帳で入試問題に慣れたら90点が狙えるようになるでしょう。
しかし、このレベルの復習に貴重な夏の時間をかけるならば、目標は下方修正して下さい。繰り返しますがそれが必要なレベルの生徒にとっては、小金・県柏でも相当な逆転合格だと思います。
中1・中2の学習
中1・中2は、学校のテストで90点(5計450点)を取っておくことと、英語は英検準2級を中3の6月までに取っておくことを目安に学習を進めて下さい。県船東葛志望であれば、それで十分です。
冬期講習テスト結果
│394 │423 │411 │449 │417 │東葛飾×
│375 │408 │443 │432 │421 │東葛飾○ (前期出願せず、後期合格)
│388 │409 │403 │442 │425 │県立船橋○ (前期辞退、後期合格)
│429 │473 │441 │453 │438 │東葛飾○ (前期合格)
前期辞退、前期出願せずは、都内私立第一希望であったためです。
(過去10年分です。)