勉強は、才能か、努力か?
もちろん、勉強には才能と努力の両方の要素があります。
だからこれは、その人がどちらを強調するか、という好みの問題でしかないと思います。
ただ、実際に、勉強の才能がないと、才能がある人の2倍、3倍の時間をかける必要が生じるかもしれません。
しかし、勉強時間には「ブラック労働(勉強)禁止」がないわけですから、
才能のある人の3倍やれば勝てるなら、
受験競争では、才能のない人にも勝機はメチャクチャあるという事でしょう。
(才能があっても努力しない人は山ほどいるわけだし!)
学習内容から見ても、
大学受験でも高校生が学ぶ程度の狭い知識量の世界の話ですから、
つまり、無限の知識が必要なわけではないのですから、
才能を持ち出すのは逃げの一種ではないかと私は思います。
もちろん、知能指数が80以下だとか、
そういう話を持ち出すと努力でカバーしきれないこともあるでしょうが、
知能指数が平均くらいあれば、
概ね才能や家庭環境があると有利ではあるけれども、
なくても努力でなんとでもなるやんか!
というのが、大学受験の実相であると思います。
一般的に、体育(足が速いとか)や音楽ほどではありませんが、
物理や数学は才能の科目、
逆に語学(英語)は才能の影響が少ない努力の科目だと言われます。
しかし、才能がなくても、※暗記数学(和田秀樹氏!)を使えば、
国立大学や医学部くらい潜り込めるのだから、
才能について悩む前に人の3倍努力してしまえば良いのである!と思う。
3倍は大変??
なーに、始めてしまえば実際は1.3倍くらいでなんとかなるかもしれないよ。
まあ、受験なんてそういうものだよ!
※暗記数学とは
昔、東大理3に合格した和田秀樹氏の勉強法で、
1980年代に「受験は要領」がベストセラーになり注目を集める。
今日では、青チャートの解法を暗記する勉強法として、人気を誇る。
暗記数学は発表当時、森毅(京大数学科)などが批判していたように、
数学者などからは不評であったが、数学が苦手な受験生からは歓迎されていたように思う。