英語四技能テストがぶっ飛んだ(-_-)
せっかく、英語の時代にピリオドが打てると思ったのですが、、、、
[解説]

英語の外部テストが一種の資格試験化すれば、入試は英語以外の勝負になるはずでした。
すなわち、ある大学が「我が大学に必要な英語力は英検2級である」とすれば、英検2級を取った志願者は入試で英語以外の科目で競うことになります。
現状では、英語が得意であれば得意であるほど合格に近かったのですが、このような使われ方が始まると「英語力は英検2級で足切りならぬ頭切り」されるのです。
英検1級レベルの生徒も英検2級ギリギリ合格の生徒も、英語は資格を満たしていますから、あとは数学など他教科で争うことになり、英語が得意で武器にしている生徒は明らかに不利になります。言い換えると入試から英語が消える可能性がありました。
今回残念ながら、入試に英語が残りました。
それは、英語が出来る事が大学合格、ひいてはその後の人生に大きく貢献するという現実がまだまだ続くということです。
(たかが英語ですよ。。。
アメリカに3年送り込んでもらえたら、入試の英語くらい誰だって出来るようになるでしょうに。。。)

 
 まあ、そんな文句をブツブツ言うより、この現実を知ってしまったからは、お子様の人生に英語を意図的に生かさねばなりません。

 つまり、

「中1の子を持つ親よ!目覚めて下さい!」というお話をします。


中1になって、お子さんに初めて「学年順位」なるものがつきましたね。
我が子の学力レベルが初めて分かった瞬間でした。
これは、今までは見えないようにされていましたが、人生13年の学習の結果なのです。
順当な成績であれば、そのままの教育方針で行かれれば良いでしょう。
しかし、思ったより悪くて悩んでしまうご父母様が多いのではないでしょうか?そんなとき、親は考え方を変える必要があります。
 人生13年で、お子様は既に学力が劣っているのですから、そこから反転するのは、最初から上位にいることに比べてもっともっと大変なことなのですよ。本人の自覚による以外の働きかけは、普通にやったら高確率で失敗します。
そこで、とっておきの作戦をご紹介します。

「中1は英語の1点突破」

をお勧めします。
弱った学力でも、持てる資源を1点に集中させれば、英語くらい出来るようになります。なんと言っても、中1英語は簡単ですから。
そうするとどうなりますか?
「○○くんは英語が出来るから良いじゃん」
ほどなくと友達から言われるようになるでしょう。
そうなると、弱っていた学力のお子様も、自信を取り戻してきます。
「英語が出来るんだから、数学もやれば出来るよ!」
学校の先生もそんなふうに声をかけてくれるでしょう。

 そうなったら、5教科に戦線を広げることが出来ます。中2途中までにそのような状況に持って行けたら、親の作戦は大成功といえます。
 そのために、英検を利用しませんか??
とことんの冬期講習で英語を集中的に学んで下さい。中1なら英検4級(中2終了レベル)を狙います。(英検4級は来年から本格的に小学生英語が始まったら、小6の獲得目標とされるレベルです。)現中1が本気で頑張れば1月に合格するのは難しくはありません。
そして、英検4級に合格出来たら学校の英語の授業は余裕を持って受ける事が出来ますよね?この冬は英検合格に懸けてみませんか?お子様の人生を変えるために!

追伸です。

自動翻訳機が進化して英語学習が不要になるとお考えのお子様がいましたら、伝えて下さい。自動翻訳は限定された状況以外では極めて難しいそうです。海外旅行や買い物などに限定するととても役に立つのですが、どんな状況でもOKな翻訳機はほぼ無理だと言われています。