受験を扱う仕事ですから、その意味を考えないでいることはできません。
人間の幸福はあくまで主観ですから、合格と将来の幸福はあまり関係がありませんが、進学先と将来の社会階層には高い相関関係があります。20代で年収1000万、30代で年収1200万くれる会社には、高い学歴がなければ入れません。能力もまあそれなりに必要ですが受験勉強で培った暗記力とふつうの社交性があれば、特別な才能はなくても大丈夫そうです。
社会階層移動こそが受験の機能であり、その機能がさびつかないで果たされるようにすること(下克上が可能な状態を維持すること)が、塾の役割だと思うのです。とことん個別指導学院は、松戸市にあって誰でも入れる個別指導塾ですから、中学受験のサピックスのような成果は誇れませんが、中間層に入れるような学歴までお手伝いできたなら使命は果たせたかなと思います。
例えば年収150万でも、友達とクルマをシェアし、友達と休日を共に過ごし、女性の場合は友達と子供がなぜか同じ学年で、物々交換で不要品を譲ってもらったり必要な人に使ってもらうような、そういう経済が成立しています。地元が大好きというか地元の人間関係がセーフティーネットになっている生活ですね。
塾は、この平和な生活から子供を切り離し、もう一つ上の階層に子供を送り込む手段だと思います。(この層の人は時々勘違いをして奨学金を借りてFランク大学に進学したりしますが、それでは階層移動は果たせませんよ!)
また、中間層(年収400~500万)で、フル共稼ぎなら世帯年収が800万~1000万になりますが、この世帯で子供を同じ中間層または一人で年収1000万の上位層にまで持って行くお手伝いをするのが塾の存在価値だと思います。
日本経済の衰えはもはや手の打ちようがなさそうですが、全員等しく衰退するのではなく、まだら模様に衰退する様が近年はっきりしてきました。2020年以降の本格的な衰退(杞憂に終わる事を願っていますが)に備えて、学歴・英語・プログラミング(数学)・社交性の内から2つを意識して確保して欲しいと思います。
とことん個別指導学院は、期待に応えられるように、連休明けからも頑張りますので、LINE@でご意見をお寄せ下さい。